アメリカン節約記

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LA市長・低所得者向けにベーシックインカムを提案

Breakin LA

LA市長がエリック・ガーセッティが低所得者向けにベーシックインカムを提案した。このプログラムは、BIG LEAP(Basic Income Guaranteed: L.A. Economic Assistance Pilotの略)と呼ばれ、予算は24ミリオンドル。2,000世帯に対し、12ヶ月間、1,000ドルの小切手を配布し、用途は問わない点で、フードスタンプなどと異なる。*1

ベーシックインカム制度は、既存の社会福祉制度を受けるには収入が高すぎる低所得者層たちの助けになると言われる一方、勤労意欲そそぎ、使用用途に制限がないことから、受け取った財源が不適切に使われる気k先生があるなどとの批判がある。これまで、10を超える全米の地域で小規模な実験と検証が繰り返されてきた。

アラスカでは、1982年以来、市民に対し、年間1000ドルから2000ドルのチェックを配布し、ノースカロライナ州のチェロキーインディアン居住地では、年間4000ドルから6000ドルの小切手を配布している。

2019年2月当時、カリフォルニア州ストックトンの市長だったマイケル・トッブズは、Stockton Economic Empowerment Demonstration (SEED)というプログラムをたちあげ、市民の収入の中央値に満たない層から無作為に選んだ125名に対し、1年間月500ドルを配布した。財源は寄付だった。その結果を調査したところ、就業率は向上し、彼らの財政的、身体的、精神的健康状態は改善したという。*2

コンプトン市は、3ヶ月ごとに1800ドルを配布する計画が発表され*3、オークランド市長は、600の低所得世帯に対し月額500ドルを18ヶ月間配布する「guaranteed income」を発表した。予算は6.75ミリオンで、財源は個人的寄付。*4

The War on Normal People: The Truth About America's Disappearing Jobs and Why Universal Basic Income Is Our Future (English Edition)

2020年の大統領両選挙予備選に出馬したアンドリュー・ヤンは「すべてのアメリカ市民に毎月1000ドルの配布」のワン・イシューで。また、個人的に10世帯を選び、1000ドルの小切手を送付していたという。現在ニューヨーク市挑戦に出馬中で、リードが伝えられいるアンドリュー・ヤン。彼が当選すれば、再びベーシック・インカムをめぐる議論が過熱しそうだ。

ベーシックインカムへの道

ベーシックインカムへの道